エアーズロック(ウルル)の登山口周辺 - 登山禁止の警告
登山道入口には「エアーズロック(ウルル)登山禁止条件」と「エアーズロック(ウルル)登山時の注意事項」が書かれている看板に警告文も書かれています。日本語も書かれていますので、登山前には必ず見てください。
登山禁止の警告が書かれた看板
エアーズロック(ウルル)の登山者が登山前に見るこの看板には英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、中国語、そして日本語で登山条件が書かれています。
エアーズロック(ウルル)の登山道入口付近にある看板
看板の内容
エアーズロック(ウルル)登山禁止をされていません。ただ、エアーズロック(ウルル)はアボリジニのアナング族の聖地なので、その意義を考える必要があります。彼らにとっては観光客に登ってほしくありません。そして怪我をしたり、命を落としたりして欲しくありません。
人それぞれ宗教や価値観が違いますので、彼らの考えを全て受け入れる必要はありませんが、彼らにとっての「聖地」であるエアーズロック(ウルル)に登る感謝の気持ちは忘れないようにしたいものです。
===== 内容 =====
命を大事にしましょう!エアーズロック(ウルル)には登らないで下さい。
「今あなたが登ろうとしているのは非常に重要な聖地です・・・登ってはいけません。エアーズロック(ウルル)が存在する本当の意義は登ることにありません。本当の意義はすべてのことに耳を傾けることにあります・・・これが正しいことです。「エアーズロック(ウルル)に登らない」こと、これがあるべき姿です(クンマナラ(Kunmanara)、伝統的所有者)
「聞いてください!もしあなたがエアーズロック(ウルル)登山中に怪我をしたり亡くなってしまったら、あなたのお母さん、お父さん、家族の人は嘆き悲しむでしょう。私たちも本当に悲しく思います。ですから、よく考えて下さい。そしてエアーズロック(ウルル)に登らないで下さい」(バーバラ・チカツ(Barbara Tjikatu)、伝統的所有者)
登山禁止時にエアーズロック(ウルル)の登山をすると訴追されることがあります。
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