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エアーズロック(ウルル)の基礎知識 - ウルル・カタジュタ国立公園の入場料

エアーズロック(ウルル)やオルガ岩群(カタジュタ)があるウルル・カタジュタ国立公園には守ってもらいたい約束事があります。

ウルル・カタジュタ国立公園の約束事

ウルル・カタジュタ国立公園に、入園するに当たり、約束事があります。約束事を破ると、罰金5,500ドル(約55万円)を支払わなければいけません。「罰金を払わなければいけないから守る」ということではなく、自然保護のために守りましょう。

 

・公園内のものは持ち出し禁止。

・公園内に持ち込んだものは自分で持ち帰る。

・野生動物にエサを与えない。

・植物を大切にする。葉などをやさしく触る程度はOK。

・散策場所以外は立ち入り禁止。

・撮影禁止場所では写真を撮らないこと。

エアーズロック(ウルル)周辺に住む、アナング族からのお願い

オーストラリアの原住民のことをアボリジニと言い、エアーズロック(ウルル)周辺に住んでいるアボリジニのことをアナング族と呼んでいます。そのアナング族からエアーズロック(ウルル)へ観光に来る人にお願いがあります。

 

・アボリジニは多くの種族を1つにまとめた名前なので、アナング族という正式な名前で呼んで欲しい。アナング族をアボリジニと呼ぶのは、日本人や韓国人、中国人をまとめてアジア人と呼ぶのと同じです。

・許可無くアナング族の写真を撮らないで欲しい。(宗教上、写真を撮られると生まれ変わりができないと信じているアナング族がいるため。キリスト教のアナング族も多くいるので、彼らにはそういった考えはない)

・お酒をススメないで。(宗教上、お酒を飲むのを禁止されているアナング族がいるため)