エアーズロック(ウルル)旅行へのお金の持ち運び - 国際キャッシュカード
オーストラリアで使える日本のキャッシュカードです。
日本国内はもちろんオーストラリアで現金を引き出すことができる口座
日本にはたくさんの銀行がありますが、海外で引き出しができる銀行は数少ないです。ここでは私が利用したことがあるシティ・バンクと新生銀行の国際キャッシュカードを中心にご紹介します。
残念なことに、ここ数年で大手銀行である、みずほ銀行や三菱東京UFJ銀行は国際キャッシュカードのサービスの新規受付を終了してしまっています。
それ以外には、ソニー銀行、イーバンク銀行、スルガ銀行などが、国際キャッシュカードとして海外で利用することができます。
シティ・バンクと新生銀行のキャッシュカードが利用できる海外ATM
シティ・バンクと新生銀行のキャッシュカードは、世界160カ国以上約100万台のVISAインターナショナルが運営する「PLUS」マークのATMの利用ができます。もちろん韓国でも引き出しができます。
ただ、オーストラリア全てのATMで引き出しができるわけではなく、「PLUS」マーク(下記参照)が付いているATMに限ります。地図がありますので、それを参考にしてください。シティ・バンクは「PLUS」マーク以外のマークが付いているATMでも引き出しができますが、ごく一部のため、ここでは省かせていただきます。
「PLUS」マーク →
シティ・バンクと新生銀行の比較
シティ・バンクと新生銀行は海外での引き出しに関しましては少し違いがありますので、ご紹介します。
シティ・バンク
レート : シティバンクの国内支店店頭での米ドル電信売レート(TTS)に3%を乗じたレート(TTSX1.03)となります。その他の通貨の場合は、提携機関が定めたレートで米ドルに換算された金額に、上記のレートを乗じて円貨を算出します。
引き出し手数料 : 210円(1回)
残高照会 : 無料
口座維持手数料 : 2,100円(付き) 50万円以上の残高があれば無料
シティ・バンクのカードが利用できるATMの地図 → シドニー ケアンズ ゴールドコースト
HP : http://www.citibank.co.jp/
新生銀行
レート : VISAインターナショナルが定めたレート+4%で円換算
引き出し手数料 : 無料
残高照会 : 無料
口座維持手数料 : 無料
新生銀行のカードが利用できるATMの地図 → シドニー ケアンズ ゴールドコースト
HP : http://www.shinseibank.com/
このカードだけに頼らず「4つの方法」でお伝えした通り、「現金」、「オーストラリアで使える日本のキャッシュカード」、「クレジットカード」、「トラベラーズチェックを考慮してください。
シティ・バンクと新生銀行はどちらがお得?
「シティ・バンクと新生銀行はどちらがお得?」につきましては、使い方次第です。
シティ・バンクのレートにはよくわからないことが書かれていますが、これは簡単に言ってしまいますと、引き出し金額の3%の手数料が取られます。新生銀行では4%です。
引き出し手数料はシティ・バンクが210円、新生銀行は無料です。
この2点で考えますと、大きな金額をまとめて引き出す場合はシティ・バンクがお得で、細かい金額を定期的に引き出す場合は新生銀行がお得になります。
問題点としましては、シティ・バンクは残高に50万円がなければ、口座維持手数料が月に2,100円かかりますので、この口座維持手数料も考慮してください。
オーストラリアで使う場合
基本的には日本のATMの使い方と同じですが、銀行によってことなりますので、画面の指示に従ってください。英語での操作になりますが、それほど難しくありませんので、ご安心ください。
シティ・バンクと新生銀行のカードによる基本的な引き出し方
1.ATM(「PLUS」マーク表示を確認)にカードを入れる。
2. PIN numbe(暗証番号)rを入力。
3.「WithDrawal(引き出し)のボタンを押す。
4.口座の種類を選ぶ。通常は「Saving Account(普通預金)」です。
5.引き出したい金額を入力。
6.カード、現金、明細書を受け取る。
※ATMによって異なりますのでご注意ください。