TOP  |  出発準備  |  基礎知識  |  ホテル一覧  |  宿泊先ホテル  |  エアーズロック・リゾート  |  観光
登山準備  |  登山口周辺  |  登山開始  |  旅行記  |  リンク  |  サイトマップ  |  お問合せ

トップページ > 出発準備 > お金の持ち運び > トラベラーズチェック

エアーズロック(ウルル)旅行へのお金の持ち運び - トラベラーズチェック

短期の旅行ではあまり使いませんが、長期の旅行では重宝します。

トラベラーズチェックは必要?

トラベラーズチェックが必要かどうかは旅行の種類によります。短期旅行の場合は現金での両替を中心に、念のため国際キャッシュカードとクレジットカードを持参すれば問題ありません。長期滞在や多くのお金が必要な場合はトラベラーズチェックがあるとお得です。

トラベラーズチェックはT/C(ティーシー)と呼ぶこともあります。

私がオーストラリアで長期滞在をするときのお金の管理方法は「お金の持ち運び-4つの方法」をご覧ください。

トラベラーズチェックの種類

代表的なトラベラーズチェックの会社は「アメリカンエクスプレス」、「ビザ」、「マスター」で、日本での取り扱いが一番多いのはアメリカンエクスプレスです。銀行や代理店がどのトラベラーズチェックの会社と提携しているかによって異なりますので、購入の際には確認が必要です。

オーストラリア国内ではアメリカンエクスプレスの窓口が多く、そこでは手数料無料で現金と交換できますので、お得です。アメリカンエクスプレスのことを略して、アメックスと呼ぶ場合もあります。

トラベラーズチェックのメリットとデメリット

現金での両替、国際キャッシュカード、クレジットカードのそれぞれにメリットとデメリットがあるように、トラベラーズチェックにもメリットとデメリットがあります。

 

メリット

・現金での両替、国際キャッシュカード、クレジットカードに比べて、購入時の手数料が安い。

・失くしても再発行が可能(トラベラーズチェックの番号が必要なので控えておいてください)

・現金を持ち歩くリスクを減らすことができる。

・使用期限がない。

 

デメリット

・日本国内で店舗、または郵送でトラベラーズチェックを購入し、全てのトラベラーズチェックにサインをしなければならない(金額が大きいと、その分、トラベラーズチェックの枚数が増えるので大変)

・シドニーで利用するときにもサインをしなければならない。

日本での購入場所

2009年から多くの金融機関がトラベラーズチェックの手数料を上げています。それでもまだ国際キャッシュカードやクレジットカードに比べると手数料が安いので、お得感はあります。

 

ほとんどの大手銀行、地方銀行 (銀行によってはアメリカドルのみの扱いがあります)

 

両替所

私は三菱UFJフィナンシャルグループのワールドカレンシーショップをよく利用します。 → ワールドカレンシーショップのHPへ

 

郵便局 (場所によっては購入できないところもあります)

 

インターネットにて

最近では銀行や郵便局の窓口に行かなくても、インターネットでトラベラーズチェックの購入を申し込みができ、郵送してくれるシステムがあります。私の友達はいつもセシールで購入しています。セシールはカタログ通販のお店ですが、トラベラーズチェックも扱っているようです。 → セシールのHPへ

トラベラーズチェック購入のタイミングが重要

日本での購入のタイミング

通常、日本からオーストラリアに行くときには「明日、行こう」と決める訳ではなく、数ヶ月前、早い人だと数年前から決めますよね。「オーストラリアに行こう」と決めたときからYahooの為替ページでオーストラリアドルをチェックしてください。「トラベラーズチェック持って行こう」と考えるときは多くの金額になりますので、少しの違いで大きく変わってきます。

わかりやすい金額で例えてみます。

1オーストラリアドルが、100円の場合  =  30万円 → 3000ドル

1オーストラリアドルが90円の場合  =  30万円 → 3333ドル

※通常はYahooなどにある為替の金額よりもトラベラーズチェックの交換レートは2円〜3円ぐらい高くなっています。日本円からトラベラーズチェックに交換する場合も約1%の手数料が取られます。

333ドル(為替にもよりますが約3万円)の違いです。実際に現金としてお金が入る訳ではありませんが、333ドル得をしたことになります。10円は簡単には上下しなくても、5円ぐらいであれば、世界情勢によってすぐに上下します。

何の準備もなく出発のギリギリで交換したら「ドルが110円」だった」という友人もいます。

みなさんも私も、これで商売をしている訳ではありませんので、交換のタイミングは深刻に考えなくてもいいと思います。株などと同じで「絶対に底値で取引してやる」と思うと、疲れてしまいますし、タイミングを失ってしまう場合があります。なので、平均より安くなったころで交換するのがいいのではないでしょうか。

Yahooで現在のオーストラリアドルの価格を見ることができます → Yahoo ファイナンスのHPへ

 

帰国後のオーストラリアドル→日本円のタイミング

帰国後、オーストラリア滞在中で余ったトラベラーズチェックを日本円に戻す場合ですが、これも日本円→オーストラリアドルの時と同じで、タイミングを見計らって戻したほうがいいです。Yahooファイナンスでグラフを見て戻すのが絶対にお得です。すぐに現金が必要でない場合はYahooファイナンスのページで検討してみましょう。

Yahooで現在のオーストラリアドルの価格を見ることができます → Yahoo ファイナンスのHPへ

トラベラーズチェックの使い方

私はトラベラーズチェックをお店(ショッピング時)では使いません。取り扱っていないところも多く、サインをしなければならないからです。通常はアメリカンエクスプレスの窓口でトラベラーズチェックを現金に変えてから、ショッピングをします。アメリカンエクスプレスの窓口(American Express Foreign Exchange)では手数料が無料になりますので、お得です。下記はトラベラーズチェックを扱っている窓口です。

 

ケアンズにあるアメリカンエクスプレスの窓口(American Express Foreign Exchange)

63 Lake Street Cairns, QLD 4870(Westpac Bank内) → 地図

※ケアンズの中心部にあります。

 

シドニーにあるアメリカンエクスプレスの窓口(American Express Foreign Exchange)

296 George Street Sydney 2000 (George and Hunter Streetsの角)  → 地図

275 George Street Sydney 2000  (Westpac Bank内)  → 地図

50 Pitt Street Sydney 2000 ((Westpac Bank内 → 地図

673 George Street Sydney 2000  (Westpac Bank内)  → 地図

※この4つの窓口はシドニー中心部にあります。